フジ社長の肝いりも…木村拓哉の新「HERO」に広がる不安

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140709-00000003-nkgendai-ent

「キムタク自身、続編は渋っていたそうですが、フジの亀山(千広)社長に直接口説かれて実現したそうです。大コケしようものなら、キムタクはもちろん、社長の責任問題にもなる。それに、今月26〜27日放送のフジの『27時間テレビ』の総合司会は、SMAPです。HEROがコケたら、当然、27時間テレビも期待薄。キムタクと心中なんてことになりかねませんよ」(放送作家

私は、2001年の連ドラ、その後のスペシャル、映画には、「リーガルアドバイザー」として関わり、今回のドラマには一切関わっていないので、その他大勢として外野から観る、その意味では今回は気楽に楽しめそうなのですが、果たしてどこまでうけるのか、そこは気になっているんですよね。
2001年当時と今では、その間の様々な検察不祥事もあり、人々の「検察」というものに対する見方もかなり変わってきていますし、大当たりしたドラマや映画の続編というものは、前の当たり方が大きければ大きいほど、それに引きずられがちですから(やむを得ないこととはいえ)、そういった環境の変化をうまく吸収しつつよりおもしろいものをどこまで作ることができるのか、危惧は感じざるを得ません。
また、先日、フジテレビで放映していた映画のHEROを観ていて改めて感じたのですが、松たか子児玉清(亡くなりましたが)といった、元々出ていた人々の存在感、役割がかなり大きく、そういった人々が抜けたところがどこまで埋められるのか、ということも気になるところです。
私にとって、初めて、監修、アドバイスといったことを行った、個人的にも記念すべき作品で、やはりHEROはおもしろいね、と多くの人々に楽しんで観てもらえる作品になってほしいのですが、不安要素も少なくない、というのが率直に感じるところです。