地検、片山被告の保釈取り消し請求 「証拠隠滅図った」

http://www.nikkei.com/article/DGXNASDG1904H_Z10C14A5CC1000/

警視庁によると、メール送信前日の15日夕、東京都内の河川敷で、片山被告が何かを埋めているのを捜査員が確認。翌日、掘り起こしたところビニール袋に入ったスマートフォンスマホ)を見つけた。報道機関に届いたのと同じ文言のメールを送った痕跡があり、スマホからは片山被告と同じDNA型が検出された。
メールが16日の片山被告の公判中に届いていることから、警視庁などはタイマー機能を使ってメールを送信したとみて調べている。

一昨日の

自称真犯人メール・可能性についての考察
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20140517#p2

で、自称真犯人メールの送信者の可能性について、被告人の可能性を考慮しつつも、

ただ、私が感じるのは、被告人、弁護人の「遠隔操作されていた」という主張は、私が把握した限り、かなり抽象的、雑駁なレベルにとどまっていて、検察官があれこれと提示している、被告人が使用していたPC等における「痕跡」と遠隔操作されていたこととの整合性を説明できていませんでした。被告人が、今ここでこういう説明を、別人である真犯人を装ってするのであれば、もっと公判での主張に反映させていたはずではないかという、素朴な疑問があります。
また、被告人の動静は、弁護人だけでなく警察当局の監視下にも置かれているはずで(行動確認が継続してされている可能性が高いでしょう)、その中で、このような行動がとれるかという点も考慮すべきでしょう。

と述べて、その可能性はかなり低いと見ていたのですが、どうも、今の状況では、その見込みがはずれつつあるようですね。私が想定していた、被告人の合理的、合目的的行動と、実際の被告人の行動(報じられていることが事実とすればその真逆)に、かなりずれがあった、ということになりつつあります。
そういう中、

「落合弁護士」に片山被告宛ての謎のレターパックが届きツイッターで実況開封
http://www.yukawanet.com/archives/4678971.html

と、こちらはいたずらか何かかもしれませんが、謎のレターパックも届き、これについては、弁護人にも中身を確認してもらいつつ警察へ届け出る方向で検討中です。
いろいろなことが一気に起きてきている感じですね。