2カ月試した「iPadだけで仕事はできるか?」実践談

http://www.lifehacker.jp/2014/04/140423ipadonly.html

iPadオンリーを実現するためには、クラウドの活用が肝になります。メールでファイルをやり取りしていたのはもう過去の話。今や、すべてのデバイスから、どのファイルでも利用することができるのです。
どこでも同じやり方で仕事が進められるよう、日常的に使うファイルは、すべてクラウドに保存しておきましょう。ローカルやオンラインのどこに保存するかに悩むぐらいだったら、迷わずにDropboxに保存するのがいちばんです。

2カ月ほど試してみてわかったのは、機動力の面では非常に価値ある選択肢であるものの、やはり作業量が多いときにはデスクトップやラップトップの方が便利だということ。

もちろん、iPadライフスタイルの最大のメリットは機動性です。文字通り、iPadを持ち運ぶことで、好きな場所で仕事ができます。ラップトップの場合、持ち運びに注意を要しますし、バックパックを持ち歩く必要があります。

タブレットに限らず、スマートフォンや複数のPCをその場その場で変えながら同じ環境で仕事をしようとすれば、クラウドの活用は不可欠でしょう。と言うと、セキュリティが、という話が出ますが、確かにそれはその通りですから、そこが気になり使いこなせないと思う人は、ノートPCや外付けハードディスクでも、重さにめげず持ち歩いて下さい。ただし、落としたり無くしたりしないように注意が必要です(そちらのリスクのほうが大きいかもしれません)。
Dropboxは、私も利用していますが、タブレットスマートフォンからの利用もしやすく、いろいろと出ているオンラインストレージサービスの中では良い選択肢だろうと思います。
私自身は、今年の3月以降、iPadminiRetinaと、Windows8.1タブレットのThinkPad8を持ち歩き併用していますが、使う頻度は前者と後者で8:2くらいの感じで、やはりiPadminiの使用が多くなります。使い慣れや使いやすさで、iPadminiのほうが数歩先を行っているという感じがあります。とは言え、Windows環境を、凝縮してコンパクトに持ち歩けるWindowsタブレットのメリットも大きいものがあります。
無理にタブレットですべてをこなすのではなく、作業量や作業環境に応じて、デスクトップ、ノートPCも使いつつ、こうしたタブレットスマートフォンを、ワイヤレスキーボードなどもうまく併用しつつ活用する、ということが賢い利用方法でしょう。