旅客船沈没:「ハドソン川の奇跡」機長は全員救助後に脱出

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140417-00001210-chosun-kr&pos=1

サレンバーガー機長は救助が一段落した後も、客室内を2回見回った。

韓国のフェリー沈没事故で、乗組員が乗客を残して真っ先に脱出したことが批判されていますが、「ハドソン川の奇跡」と状況が異なり、単純は比較できないにしても、事故から沈没まで2時間程度はあったようで、その間に、適切な避難誘導が行われなかったのではないか、それが行われていればもっと多くの人々が沈没前に脱出、救助されたのではないかとうことは、強く感じられ疑問に思われるところです。
また、こういう危機的状況に立つと、人の持つ真価、人間性といったことがむき出しになる、ということも感じるものがあります。
とは言え、原因究明や責任追及の前に、今は、船内に取り残されている人々を、できるだけ多く救出することが重要であり、そのために、日本としてできることがあれば(海上保安庁特殊救難隊の派遣など)、積極的に行うべきだと思いますし、最近のぎくしゃくした関係はとりあえずおいておき日本政府には人道的対応を強く求めたいと思います。人の命の大切さに、国籍、民族等は関係なく、助けられる命は助けなければならない、ということを強く感じています。