ヤフー宮坂社長、ネット選挙運動「投票率考えると大いに反省」

http://www.nikkei.com/article/DGXNASFL250Q8_V20C13A7000000/

ネット選挙自体は「候補者が直接話法で有権者に語りかけられるようになったのは良いこと」と評価。だが、これまでも選挙前に特設サイトなどを設けてきた同社としては「われわれにもっとやれることはなかったのか、大いに反省しなくては」と思ったという。

現状では、選挙へ向けて立候補者やその予定者がネット上で看板代わり程度で宣伝を行う、というレベルにとどまっていて(もちろん、もっと先行してうまく使っている人もいますがそれは例外的で)、ネットの特性を生かして活用するには程遠いと言えるでしょうね。
「ネット選挙」というネーミング自体に、ミスリーディングなものがあり、日頃の政治活動において、インターネットを駆使し、情報発信をまめに行い、人々とインタラクティブにつながる、というのが、おそらく理想で、その延長線上に選挙があれば、ネットの特性、威力をフル活用して有利に事を運べることになるでしょう。
では、お前がやってみろよ、という声が聞こえてきそうですが、それを実行するのが政治家、実行に移す機会のないのがしがない弁護士、ということになります。