吉田昌郎氏死去「偉ぶらず目の行き届く人 だから部下たちがついて行った」

http://www.sponichi.co.jp/society/news/2013/07/09/kiji/K20130709006185590.html

「一生懸命取り組んでいた」「心が痛む」。福島第1原発事故当時の所長だった吉田昌郎氏(58)が亡くなったことを受け、福島県内の首長らからも悼む声が相次いだ。

吉田氏を知る、福島県内の東電社員は「原子力や総務など社内で分け隔てなく付き合い、部下にも気さくに声をかけてくれた。親分肌で偉ぶらず、目の行き届く人。だから福島事故の際も仲間や部下たちがついて行ったのだと思う」と話した。

私は、昔からリーダーシップというものには興味があり、しがない弁護士になって自分自身がリーダーになることはなくなりましたが、その後も興味は継続し、関心、意識している分野になっています。
いろいろなリーダーの在り方がありますが、やはり、その人の持つ人間的な資質、魅力、人格といったものが、緊急危急の際に、人々をひきつけ死地へすら向かわせる上で非常に大きいのではないか、ということを前から感じていて、亡くなった吉田氏についても、上記の記事を読みその感をさらに深くしました。
やはり、人は地位にではなく、人について行く、ということでしょう。