<野口英世>没後90年偉業はあせず ガーナからも参列者、ドラムで悼む

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福島県猪苗代町出身の世界的細菌学者、野口英世(1876〜1928年)の没後90年に当たる21日、同町の長照寺で命日祭があった。野口が黄熱病研究で滞在中に亡くなったガーナや地元の関係者が参列し、野口の偉業伝承に向けた決意を新たにした。

私が子供の頃は、野口英世は偉人中の偉人という存在で、小学校の図書館の偉人伝コーナーには必ず本があるという存在でした。私も、偉人という印象を強烈に受けていたものでした。
大人になり、実は金遣いが荒くていい加減な人だったといった、実態を様々に知るようになって、偉人というイメージはかなり減殺されたのですが、数年前だったか、福島へ行った際に、生家付近の記念館へ行くなどして、こういうところから身を起こし、事故で手に障害を負いながらも苦学して世界的な研究者になった、その生涯は、欠点はあったにせよ、やはり偉大なものだったと改めて感じたことが思い出されます。
世界に背を向け内向きになる日本人が目立ちつつある中、野口英世のような人物は、今後も多くの人にとって目標となる存在でしょう。悪いところは見習わず、良いところをお手本にして、大志を抱く青少年の目標であり続けて欲しいものです。