http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130606-00001083-yom-int
ＣＮＮによると、パリスさんは病院に搬送される前に自殺相談ホットラインに電話していた。ＡＰ通信によると薬物を摂取していた可能性もあるという。
私は、近親者が非業の死を遂げた、という経験を、幸いにして持っていないのですが、そうした悲しい、苦しい経験をした場合に、生きている身近な人々の心に、癒しがたい傷が残る、ということは容易に推察されます。第三者は、頑張れとか前向きに生きなさいとか、通り一遍のことは言えても、本人にとっては乗り越えがたい、厳しく苦しいことであり続ける、ということが多いのではないかと思います。そうしたことを、周囲の人々も積極的に認識、理解し、手を差し伸べることが必要だと思いますし、恥ずかしがったり引っ込み思案になったりせず、医師やカウンセラーの、治療、アドバイスを受けるという、そういう社会にならなければならないでしょう。そうした点で進んでいると私自身は思っていた米国で、しかも、そういうことが十分にできるはずの環境にいるはずの、マイケル・ジャクソンの家族に、上記のようなことが起きたことを知り、素朴、率直に、そのように感じました。
