若者に広がるツイッター&LINEの地震怪情報 「貼ると死なない画像」、大震災予言やデマ

http://www.j-cast.com/2013/04/15173149.html?p=all

ITジャーナリストの井上トシユキさんは、
スマホブームあたりから、怪しい情報と感じても精査せず、『都合のいい』話なら平気で発信してしまうようなリテラシーの低い人がネットに増えた」
と語り、「発言の前には関連するニュースを確認するなど、一度立ち止まって考えることが必要。こうした脇の甘さが、ネット上での詐欺や美人局被害にもつながってきます」と警鐘を鳴らした。

ツイッター等のSNSがよく利用されるようになり、しかも、スマートフォンも大きく普及してきていますから、デマもあっという間に拡散しやすくなっている、それだけに危険で、以前であれば起きなかったような大規模なデマの拡散で、社会がパニック状態になりやすくなっていると言えるでしょう。
社会をパニックに陥れる情報弱者にならないために、日頃から、信頼のおける情報源を自分なりに複数持っておいて、そういった情報源からの情報にもよってクロスチェックしながら、情報に接する習慣を身につけておく必要があると思います。
また、公的機関、報道機関等の、流れるデマをデマと判断して宣告できたり、情報を網羅的に鳥瞰しつつ裏が取れるような組織は、こうしたデマに対して、馬鹿馬鹿しいと放置せず、できる対応は行って、社会がデマによるパニックで大混乱しないようにするべきではないかと思います。
膨大な情報弱者が手に手にスマートフォンを持つことで、デマだけでなく、誹謗中傷、プライバシー侵害といった被害も、大きく拡大しやすくなっていて、なかなか難しい時代に突入しているというのが実態でしょう。