高度な機能に快適操作 「LG Smart TV」を増田和夫が速攻レビュー!

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それでは本機の何が便利で楽しいのか。アプリやコンテンツが出そろわないと具体的に説明することは難しいが、機能から見ると、アプリを追加することでPCのように“進化するテレビ”であることと言えるだろう。
新スタイルのGUIを使って、テレビ視聴、録画、アプリ、ネット動画など多彩な機能にシームレスにアクセスできることも新しい便利さと言える。

テレビ機能に大味な部分が散見されるが、総合的に見ると予想に反しない高度なスマートテレビに仕上がっていると言える。アプリやコンテンツの受け皿であるGUIはフレンドリーで、テレビにここまで高度な独自GUIを導入した同社の努力を評価したい。とはいえ、その受け皿にどのようなソフトパワーが盛られるかについては、まだ未知数の部分が多い。

こういったスマートテレビで、テレビやネット、手持ちのコンテンツを一覧しつつシームレスに閲覧する、という環境を経験してみたいと思い、LGのスマートテレビを買いました。寝る前や起きた後に、ちょっと使うという利用を想定したので、シリーズの中では最下位の22型のモデルにしました。下位モデルは、3D機能がなく(これは、使わないと思いこだわりませんでした)、無線LAN接続には別売のアダプターが必要で(上位モデルでは機能が内蔵)、また、上記の記事でも出てくるマジックリモコンも、下位モデルでは別売になっています。私は、両方を別売で買いましたが、併せて1万円弱で、それほど負担感はありませんでした(上位モデルの高価格を考えるとなおさら)。
セットアップが完了したばかりで、本格的に使うのはこれからですが、ちょっと使ってみた感じでは、確かにUIは悪くなく、特に、マジックリモコンを使うことで、画面上に現れるポインターを移動させながらリモコンを操作することで目指すコンテンツを表示させられるのが便利に感じられます。下位モデルを買う人は、このマジックリモコンも買っておくべきでしょう(付属の通常リモコンでも操作はできますが、快適性はかなり落ちます)。
当面、これを使って、テレビやネット、手持ちのコンテンツを、一覧して見られるように徐々に設定して、コンテンツをシームレス、一元的に見られる環境をできるだけ作ってみたいと考えています。その過程で、いろいろと不満も出てくると思いますが、そういった点が、今後のスマートテレビで改善されて行くのでしょう。せっかく導入したものなので、いろいろと試してみたいですね。