【詳報】全機種Android 4.0となったNTTドコモの2012年夏モデル

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/20120517_533496.html

使い方の1つとして提示されたのがらくらくホンだ。今回発表された「らくらくスマートフォン F-12D」は、累計2,000万台以上を販売したらくらくホンシリーズでは、初めてのスマートフォンになる。大きなボタン表示と読みやすい文字サイズ。3つのワンタッチダイヤルボタンは従来モデルを継承する。はっきりボイス、ゆっくりボイスを搭載するなど、今までどおりに簡単な操作体系を維持することを強調した。また、買ってすぐ使えるように「あえてGoogleアカウントの設定には対応していない」として、Google Play(旧Android Market)や、アカウントが必要なGoogle製アプリケーションは利用できないようになっている。例えばメールサービスは、キャリアメールであるiモードメールのアドレスがspモードで利用できるという仕組みだ。

ガラケーからスマートフォンに乗り換えたいが難しそうで手が出しにくい、という人は、高齢者を中心に、かなりいると思われますから、そういった人向けの製品、ということでしょう。ただ、androidスマートフォンは、グーグルのアカウントを活用してこそ使い方が広がるもので、それを最初から切り捨ててしまうというのはいかがなものか、という気はします。かんたん、を追及しすぎると、使うべきものがなくなりかねないのではないか、という懸念があり、今後、この路線で「らくらく」が進めるかは注目でしょう。
私が特に注目したのは、

Galaxy S III
Galaxy Sシリーズとしては初めておサイフに対応する。「GALAXY S III」は、Qualcomm製の1.5GHzデュアルコアMSM8960、メモリ2GB、ストレージ32GB、720×1,280ドット表示対応の4.3型有機ELインターフェイスは、800万画素外側カメラ、190万画素内側カメラ、おサイフケータイワンセグWi-Fi(テザリング対応)、Bluetooth 4.0、GPSなどを搭載。
本体サイズは約71×137×9.0mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約139g。バッテリ容量は2,100mAh。本体色はペブルブルーとマーブルホワイト。6〜7月発売予定。

Xperia GX SO-04D
キャリアより先行して製品発表の行なわれたXperiaのニューモデル。Xperiaとしては初めてXiに対応する。「Xperia GX SO-04D」は、Qualcomm製の1.5GHzデュアルコアMSM8960、メモリ1GB、ストレージ16GB、720×1,280ドット表示対応の約4.6型液晶、インターフェイスは、1,300万画素外側カメラ、130万画素内側カメラ、おサイフケータイWi-Fi(テザリング対応)、Bluetooth 3.1、GPSなどを搭載。
本体サイズは約69×131×10.5mm(同)、重量は約127g。バッテリ容量は1,700mAh。本体色はブラック、ホワイト。7月発売予定。

Xperia SX SO-05D
Xperia SX SO-05D」は、Qualcomm製の1.5GHzデュアルコアMSM8960、メモリ1GB、ストレージ8GB、540×960ドット表示対応の約3.7型液晶、インターフェイスは、1,300万画素外側カメラ、130万画素内側カメラ、おサイフケータイ、赤外線通信、ワンセグWi-Fi(テザリング対応)、Bluetooth 3.1、GPSなどを搭載。
本体サイズは約54×115×9.4mm(同)、重量は約95g。バッテリ容量は1,500mAh。本体色はブラック、ホワイト、ピンク、オレンジ。8月発売予定。

の3機種で、スペック的に最強はGalaxyS3、ビジュアル面での高機能やスタイリッシュを重視すればXperiaGX、小型軽量重視ならXperiaSX、というところでしょうか。私は、GalaxyS3に強い関心を持っていますが、グローバルモデルがクアッドコアであるのに対し、Xi対応、ということでデュアルコアにとどまったのが、少し残念です。
いろいろと悩ましい夏になりそうです。