アクアスキュータムが破綻 英老舗ブランド、販売不振で

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/120418/biz12041800510001-n1.htm

同社は1851年創業。英国のほか、日本などアジアでも店舗を展開しているが、販売不振が続いていた。1990年には日本のレナウンが買収し、2009年に英国のブランドライセンス管理会社に売却した。

私も、まだレナウン傘下にあった当時に、アクアスキュータムのスーツを購入したことがありますが、なかなか良くて大事に使っています。値段もなかなかのものでしたが。
かつては、年齢を経るに従い数は少なくても良いものを持ち良いものを着る、良いものは値段が高いがそこは頑張ってお金をためて買う、といった風潮が、日本でもあったと思いますが、徐々に薄れてきている気がします。収入、所得がなかなか伸びない、ということもあると思いますが、できるだけ手軽に、安価に済ませる、ブランドにこだわらず「安くて」良いものを求める、という流れが強まっているように感じられ、アクアスキュータムのような「高くて」良いものは、一部の豊かな層には支持されても、大きな流れとしてはますます売れなくなるのではないか、と思います。
かく言う私も、最近は、専ら、洋服の○○、紳士服の○○、といったところを愛用していて、今後、アクアスキュータムのようなものを買って着ることはなさそうです。