弁護士名乗り詐欺未遂容疑 逮捕前「本物」に相談

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110705/crm11070500560000-n1.htm

「偽弁護士疑惑」としてテレビのニュース番組で放映された

ニュースで、この被疑者が弁護士を名乗って詐欺行為に及ぼうとした直後、本物の弁護士が出てきて問い詰められ、登録番号を聞かれて言えなかった場面を見ましたが、もう、それだけで弁護士じゃないとわかってしまうのに、とお粗末さにあきれる思いがしました。
弁護士は、それぞれに固有の登録番号があり、それを含む登録情報は、

日弁連のサイト
http://www.nichibenren.or.jp/bar_search/

で確認することができます。完全に本物になりすましていれば登録情報の確認だけでは見破れない可能性がありますが、そこまで完璧になりすますのは至難の技で、偽物にはどこかに嘘があるはずですから、怪しいと感じたら、登録情報と照合して十分確認してみるべきでしょう。
弁護士バッジのようなものを持っていても、それ自体が偽物であったり、本物であってもネットオークションなどで入手したもの、という可能性もありますが、バッジの裏側には登録番号が入っているので、怪しい場合は、バッジの裏側の登録番号を確認してみるのも一つの方法です。見せるのを嫌がれば、それ自体で偽弁護士と判断して構わないと思います。