自衛隊来賓の発言管理、全国通達 自民「検閲」と反発

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010111801000305.html

事務連絡は大臣官房文書課長名で11月10日に発出。自衛隊施設内で行われる行事などを対象としており、団体代表のあいさつに関しては「当分の間その概要を作成し、文書課に提出していただく」と求めている。
自衛隊の各駐屯地が団体代表に政治的発言を自粛するよう要請する際の定型文も公表された。定型文は「隊員の政治的中立性に誤解を招くようなご発言を控えていただきますよう、よろしくお願いします」と明記している。

来賓は、あくまで来賓であり自衛隊員ではなく、その来賓の発言の中に政治的発言があったからといって、自衛隊の政治的中立性が害されることにはならないでしょう。こうした動きをしているようでは、そもそも、来賓が何か言った程度で政治的中立性が損なわれるような、その程度の脆弱な組織なのか、自衛隊は、という疑念すら招きかねないのではないかと思います。
こういう、くだらないことに費やす労力があったら、イージス艦が漁船にぶつからないようにするとか、やるべきことは他にいくらでもあるでしょう。