NHK籾井新会長「従軍慰安婦、どこの国にもあった」

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140125-00000028-asahi-soci

放送法はNHKを含めた放送事業者に「政治的公平性」を義務づけている。NHKの会長がこのような発言をするのは極めて異例。

個人としていろいろな意見を持っていることと、公の場での発言、振る舞いを峻別できる人でないと、NHK会長のような職務は遂行できないのではないか、と率直に感じましたね。会長が、こうした発言を前面に出せば、職員の中には、会長の意見に合わない番組作りを躊躇する動きも出てくる可能性があるでしょう。上記のような政治的公平性というのは、上に立つ者がどういった意見を個人として持っていても、それを前面に出すことは慎み控えて、職員が十分な取材、検討を経て仕事ができるようにすることを、重要な要素とすべきだろうと思います。
このような放言をする、この程度の幼稚な人物が、公共放送の会長という要職に就いてしまうことにも、各方面で「失望」を招きそうですし、私も大きく失望しました。
これでは、世界の真ん中で大きく花開くどころか、世界の片隅に追いやられて次第に枯れてしまいかねないでしょう。