Appleが近距離無線通信(NFC)を今テストしている–iPhone 5に搭載か

http://jp.techcrunch.com/archives/20100817apple-testing-proximity-prototypes-iphone-5/

Appleがモバイルペイメント(mobile payments, 移動体支払い)とそのための認証を、ネイティブでサポートしたいと考えていることは明らかだ。すでに関連特許を大量に持っているし、1億に達するiTunesのアカウントのクレジットカード情報もあるわけだから、Appleにとってそれはごく簡単な取り組みだ。

しかし近距離無線の魅力的な使い方は、商業にとどまらない。Appleが、Apple TVやMacBookにおけるデバイス同士の高速データ伝送にNFCの利用を考えていることは、明らかだ。たとえばiPhone 5で今撮ったばかりの写真を、iTVにすぐに送れる、しかもデバイスをほんの数秒近づけるだけでいい、という状況を想像してみよう。

今後、iPhoneがさらに進化して行く方向性としては、上記のようなものでしょうね。撮った画像等を別のデバイスに送るのは、現状では、一定の操作(つなげるとか、記録媒体を介するとか)が必要で一定の手間暇がかかりますが、それが瞬時に行えるようになれば極めて便利でしょう。
日本では、電子マネーがかなり普及し、使われていて、スマートフォンは非対応状態ですが、iPhoneが(他のスマートフォンもですが)対応するようになれば、ガラケーからスマートフォンへ、という流れが一気に加速する可能性があるように思います。
iPhoneスマートフォンの今後の動向には、ますます目が離せない、という気がします。