大鵬号 寄贈し続け70台 最後の献血運搬車

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090907-00000011-maip-soci

樺太から北海道に引き揚げ、苦労して力士になった納谷さんは巡業で全国各地を訪れるたびにファンから励まされた。67(昭和42)年の結婚の際に芳子夫人と「おれたちだけ幸せになるんじゃなく、みんなと分かち合いたい」と話し合い、慈善事業を始めた。最初の2年間は養護施設にテレビを贈ったが、売血から移行期にあった献血医療機関に運ぶ車が不足していると聞き、寄贈品を献血運搬車に替えた。

勝てばよい、金が儲かればよい、といった風潮がますます強まる中、長年にわたり、これだけの数の車を寄付し続けてきた大鵬親方(と言った方がしっくりきます)は見上げたものだと思われ、また、成婚時から上記のように話し合って親方を支え続けた夫人も偉いと思いますね。
私がブログで取り上げるものとしては珍しく、清々しい気持ちになるニュースです。