http://www.asahi.com/politics/update/0715/TKY200907150348.html
小池氏は「開戦日程だけが設定され、マニフェスト(政権公約)という武器もなく、赤紙一枚で戦場に赴く兵士の思いは複雑だ」と心情を吐露。麻生首相について「戦後処理にあたった吉田茂の孫は、『失敗の本質』をご存じではないようだ」と皮肉った。
私自身のイメージとしては、ガダルカナルよりも、むしろ「203高地」ではないか、と思いますけどね。
乃木大将は、明治天皇の崩御に際し殉死し、何の責任を取ろうとしたのか、取ったのかはよくわからないものの(私は西南戦争の際の軍旗事件が最も大きいのではないかと考えていますが)、最期に潔さがありましたが、麻生首相の場合、権力に醜くしがみつく未練がましさしか感じられず、この暑い中、見ているだけで暑苦しくなります。
殉死しろ、などとは、もちろん言いませんが、漫画ばかり読まず、古今東西の出処進退といったことを考えさせる本(乃木大将を描いた司馬遼太郎の「殉死」は最適でしょう)でも読んで、引き際を考えるべきでしょう。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1978/09/25
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