「停留」ホテルの部屋から出られず、やることなし

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090510-00000036-yom-soci

成田空港内の宿泊施設の男性の部屋を検疫官が訪ねてきたのは9日午前7時前。「近くの乗客の感染が確認された」と説明を受け、午前10時半頃、4フロアを貸し切られた、空港近くのホテルに移動した。厚生労働省の職員から「食事の時以外は部屋を出ないように」「どうしても部屋を出る際は、マスクをつけて、何も手を触れないこと」など細かく指示された。
従業員の入室も制限され、ルームサービスは一切ない。洗濯は室内の洗面所で行い、使用済みタオルはビニール袋に入れて廊下に出し、回収するという。
9日の昼食は会議室のような広い部屋で、カレーライスを食べた。感染を防ぐため、丸テーブルが約3メートル間隔で15ほど置かれ、男性は1人で座った。夕食はビーフステーキだった。

「停留」生活の実態が紹介されていて、滅多にないものだけに興味深いものがあります。ビーフステーキが出されても、丸テーブルに3メートル間隔で座った状態では、近くにいる人と話もはずまなそうで、雰囲気は重苦しいものでしょう。
私が停留されてしまった場合は、と考えると、パソコンと本があれば、1か月くらいは停留されてもしのげるかな、と思います。日頃はなかなか読めない、分厚い本でも差し入れてもらい、ネットサーフィンをしたりテレビを見たりしながら、じっくり本を読む、という生活を送ることになるでしょう。
今後、こういった停留措置を講じるなどして、どこまで水際で感染拡大を防止できるかが注目されます。