http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090203-00000002-vari-ent
「沈黙」は、17世紀の長崎を舞台に、日本人信徒たちに対するキリシタン弾圧の渦中に置かれたポルトガル司祭の苦悩を通して、信仰の意義を問うストーリー。スコセッシが10年以上にわたり、映画化を熱望してきた素材だ。
「沈黙」については
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050501#1114937218
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20060812#1155343334
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080202#1201925787
でコメントしたことがありますが、神や信仰といったことについて深く考えさせる素晴らしい作品であると思います。最近、江戸時代の殉教キリシタンが福者に列せられ、日本における殉教キリシタンが世界的にも高く評価されている状況がありますが、映画化の背景にはそういった事情もはたらいているように思われます。
以前、長崎へ行った際に、
遠藤周作文学館
http://www1.city.nagasaki.nagasaki.jp/endou/
にも行きましたが、そこにある「沈黙の碑」にも書かれた碧い海が印象的で、遠藤周作、沈黙のファンにとっては必見の施設であると感じたことが思い出されます。