殺傷能力持つエアガン製造・販売の社長を逮捕

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081202-00000023-yom-soci

同庁が10月に同社を捜索した際に押収した商品の鑑定で、強度を上げた薬きょうを作り、火薬を詰めれば、厚さ4ミリのベニヤ板6枚を貫通する威力があることが判明したことから、逮捕に踏み切った。

銃刀法で、

(定義)
第2条
1 この法律において「銃砲」とは、けん銃、小銃、機関銃、砲、猟銃その他金属性弾丸を発射する機能を有する装薬銃砲及び空気銃(圧縮した気体を使用して弾丸を発射する機能を有する銃のうち、内閣府令で定めるところにより測定した弾丸の運動エネルギーの値が、人の生命に危険を及ぼし得るものとして内閣府令で定める値以上となるものをいう。以下同じ。)をいう。
(2項略)

とされ、上記の記事にある商品は、金属製弾丸が発射でき殺傷能力もあるようですから、「けん銃」認定は避け難いところでしょう。魅力ある商品を作ろうとする気持ちは理解できますが、ここまでくると、さすがに行き過ぎてしまったのではないか、という印象を受けざるを得ません。
業界として、こういった危険な商品を世に出さないためのルール作りということも、改めて見直すべきかもしれません。