http://www.zakzak.co.jp/top/2008_01/t2008012610_all.html
ところが30分後。事態は急変。風俗嬢からフロントに電話が入った。
「このお客さん、もう無理!」
悲鳴に近い声にただならぬ気配を感じた店員らが、慌てて部屋に駆けつけると、何と風俗嬢の唇からは真っ赤な血がダラ〜リ。下唇をかまれたうえに、合意もないままいきなり肛門に指を入れられたと訴えるのだ。
さっそく店員らが元判事を問い詰めると、「風俗嬢が好きで好きでたまらず、唇をかんでしまったらしい」(捜査関係者)という当人は、悪びれる様子も謝罪の言葉もなし。店員が「警察に行くぞ」と諭しても、「なんぼでも行ったる。連れていけるものなら連れていってみい!」と逆ギレする始末。手に負えなくなった同店は、やむなく兵庫県警生田署に通報した。
「まあ、自信満々で傲慢(ごうまん)そのものでした。判事ということは後で知ったのですが、法律の知識があるだけに『風俗店という立場上、警察には通報できないはず』と高をくくっていたのでしょうか」と同店関係者。
先日、
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20080123#1201046032
とコメントした事件ですが、上記のような犯行態様を見る限り、「法服を着た変態」という印象は拭えないですね。「逆ギレ」「傲慢そのもの」という点が、卑しい人間性を感じさせます。その場で誠意をもって詫び、適切に対応していれば、警察へ通報されることもなかったかもしれません。裁判官になれば、その立場上、簡裁判事であっても、丁重に扱われますから、元々の低い素質に、そういった環境から来る増長なども加わり、人間としての卑しさや変態性に磨きがかかって行った、という可能性もあるでしょう。
事件は不起訴、裁判所は厳重注意程度でお茶を濁し、本人は退職金をもらって退職、被害者は、
1週間ほど店を休み、復帰したものの、精神的なショックも大きく、昨年末で店をやめてしまったという。
では、世の中真っ暗、という感じで、
同店関係者は「あれだけのことをしながら法的におとがめなしで、しかも、退職金まで手にしたと聞きました。納得いかない!」と怒り心頭だった。
のも当然でしょう。これで、裁判員制度の宣伝などを大々的にやっても、物価も上がり先行き不透明な世の中で忙しいのに、誰が裁判員なんかになって面倒な裁判に関われるか、と思われるのが関の山、という気がします。