ブログを振り返って(1)(2004年)

本ブログの最初のエントリーは、2004年6月30日の

Winny事件を契機に情報処理技術の発展と社会的利益について考えるワークショップ
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20040630 - p1

でした。
ブログを始めた動機について、よく聞かれますが、特に何かを目的としていたわけではなく、周囲でブログを始める人が徐々に増え、自分としても、日々起きたことや考えたことなどを書き留めておくのも悪くない、と思い、至って気軽な気持ちで始めたものでした。現在までに3年余り続いたことになりますが、ここまで続いたことに最も驚いているのは自分自身です。
最初のエントリーが、その後、刑事公判を傍聴したり、本ブログで関連する様々なエントリーをアップすることになったウイニーの問題に関するものであったことに、因縁めいたものを感じます。
以前に、

ブログを続けるためには
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050515 - 1116086886

とコメントしたことがありますが、「続ける」という意味では、そこにあげた中の

1 続けられるスタイルにする(取り上げるテーマ、書くスタンス等々)

が最も重要ではないかと思います。無理して続けることもないと思いますが、継続して書きためていると、自分自身の考え方の流れを振り返ったり、自分自身が手がける仕事等に関連するエントリーを後日参照できたりして、かなり役に立つ場合も出てきますから、やる以上は、継続できるように工夫したほうが良いのではないかと思います。
日々の積み重ねは、ごくわずかずつであっても、集積すればかなりのものになります。私にとって、本ブログは、今や貴重な財産となっている、と言っても過言ではない状況です。