元検事長でも顧問先探し苦労 肩書利用狙う危ない依頼も

http://www.asahi.com/national/update/0628/TKY200706280401.html?ref=goo

複数の元検察幹部によると、検察当局では以前、弁護士になる元検事長は、国税当局などから退官直後に顧問先を紹介してもらう慣行があった。その慣行は90年代後半に消え、元検事長はそれ以降、独自に顧問先を探す必要に迫られることになったという。

上記のような「慣行」があった当時も、期限は決まっていて、期限が来たら、その後の退官者が順送りに顧問に就任する、ということになっていたはずで、弁護士になった以上、自ら仕事は開拓して行く必要があるのは昔からのことです。
検事長だから、元大地検の検事正だから、ということだけで、仕事が次々舞い込むほど、世の中は甘くありません。
自分を見失っている人、その傾向がある人は、この機会に、自分自身を見つめ直す、ということも必要でしょう。元長官も、事件そのものとは別に、東京拘置所の中で、そのような機会、時間は十分に持てることと思います。