米連邦最高裁、学校の差別是正措置を違憲とする判決

http://www.afpbb.com/article/disaster-accidents-crime/crime/2246101/1730927

いわゆる「積極的差別是正措置(アファーマティブ・アクション)」に大きな打撃を与えるものとなった。

連邦最高裁のジョン・ロバーツ(John Roberts)長官は、「その学区は立派な目標を模索していたのかもしれないが、目標達成のために自由に人種差別できるということにはならない」として、保護者の訴えを支持した。

5対4の僅差であったということですが、アファーマティブ・アクションについては、以前から賛否両論が激しく戦わされていて、この判決の影響には多大なものがあるのではないかと思います。
アファーマティブ・アクションが導入された頃に比べて、アメリカの状況が(様々な問題が残ってはいても)大きく改善された、といった背景もあるのかもしれない、という印象を受けました。