<長崎市長射殺>ほう助容疑者、テレ朝に送った文書を代筆

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070430-00000006-mai-soci

一方、県警から任意で事情を聴かれている組関係者は数人。長崎市上町の伊藤前市長の後援会事務所で伊藤前市長が来ないか見張っていたり、同市大黒町の選挙事務所周辺にいた疑いがあるという。

今後の捜査による解明を待つしかありませんが、単独犯ではなく、共犯により支えられた組織的犯行という疑いが、次第に強くなっているようです。
そうであれば、長崎県警の情報収集能力の欠如、不十分さ、ということも、今後、厳しく批判されることになるでしょう。暴力団担当者、あるいは右翼担当者が、日頃から適切に情報収集を行っていれば、「殺害」というところまではよくわからないしても、長崎市長を標的にした不穏な動きがある、ということは、情報として察知し、警備を強化する程度のことは行われなくてはならなかったと思います。長崎県警内で、そういった情報収集を行う職務を担当していた警察官は、自己の至らなさ、情報収集の不十分さ、それが長崎市長の殺害につながった可能性があることを深刻に受け止める必要があり、長崎県警としても、組織全体の問題として深刻に受け止める必要があるでしょう。