中国外交は「極めて非常識」=「中華思想」と批判−自民政調会長

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070415-00000097-jij-pol

日本から昨年秋に安倍晋三首相が訪中したのにもかかわらず、中国側はトップの胡錦濤国家主席ではなく、温家宝首相が訪日したのは「外交上極めて非常識だ」と厳しく批判した。
中川会長は「日本のナンバーワンが行ったのに、中国のナンバー3が来るというのは外交儀礼から言って、おかしい」と指摘。中国側の考えは「中華思想」であり、外国指導者の訪中に関して昔の「朝貢」のような感覚を持っているのではないかと語った。

日本の、誰が「ナンバーワン」かについて、政治的には首相ですが、そうではなくてナンバーワンは天皇陛下である(国民統合の象徴として)、という見方もあるでしょう。中国は、そう見ているのかもしれません。
異なる組織等で、「格」を問題とする場合、誰に誰が対応するか、ということで、もめることもありますが、中川氏が言うほど中国が非礼だった、とは思えません。むしろ、他の思惑があっての発言ではないか、という気がします(これは、うがちすぎかもしれません)。