ブログ、大きな影響力

http://www.yomiuri.co.jp/net/feature/20061011nt03.htm

もちろん、ブログにも課題は多い。コメント欄に中傷が殺到し、「炎上」して閉じるケースも多い。また、校閲機能も十分でなく、無責任な議論が横行するとの指摘も少なくない。
また、自己主張の強い意見に一気に流れやすいもろさもあり、先の稲葉教授は「ブログの内容を常連以外の人たちに広く伝えるため、本などのかたちにするには、結局人と会うなど、“古典的”な作業が必要になってくる」と、その限界を示唆する。

校閲機能も十分でなく」とありますが、ブログに、そもそも「校閲」といったことを求めること自体が無理でしょうね。
知っていること、考えたことや感じたことを、すぐに書いてアップする、という、新鮮度がブログの魅力ですが、正に「玉石混淆」であり、百花繚乱の中での見極めということが必要になると思います。書き手だけでなく読み手も、心して読む、という必要があるでしょう。
私の場合、ブログをはじめて2年余りですが、なぜ、ここまで続いてきたか、と言うと、自分自身の知識、経験や思考、印象などを整理しつつ形にして残しておくことができることに大きなメリットを感じていることが最も大きいと思います。目立ちたいとか、受けたい、ビジネスに結び付けたい、といった思惑でやっていれば、とてもここまで続けられなかったと思います。
これからブログをやろうとする人は、あまり気負わず、「自分自身のため」という感覚で、気楽にやるのが良いのではないかと私は思います。