「女王」にフラれ“クラス”替え…天海祐希さん難色

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20061007-00000004-ykf-ent&kz=ent

安倍政権の目玉である「教育再生会議」の有識者委員として、テレビドラマ「女王の教室」で鬼教師役を演じた女優の天海祐希さんに打診していたことが分かった。

天海さんが委員になれば話題を呼ぶのは確実だったが、事務所側は「打診があったが、スケジュール面から本人が難色を示したため先方に伝えた」とつれない返事。役を演じただけの天海さんが、人気取りに利用されるのを敬遠したとの見方もある。

私は全然興味がありませんが、学者とか、弁護士とか、評論家などやっていると、「有識者」として、この種の会議等のメンバーになることに、何かとメリットがあると考える人も多いようで、喜々として依頼を受けメンバーに加わる人が多いですね。
現実は、役所側が周到にシナリオを準備し、予め敷かれたレールを、決められた結論へ向けて走るだけのことで、役所側は「有識者」のお墨付きを得たという実を取り、「有識者」側は、「役所から意見を求められるような立派な先生」という名を取る、という、その限りではウィンウィンの関係になる場合が多いでしょう。ただ、そこで出た結論に従って、しろいろな物事が進んで行きますから、迷惑するのは国民、ということになりかねません。
天海祐希が、こういったくだらない場に関わる意味も必要もないと思いますから、断るのが正解でしょう。