きょう終戦記念日、戦没者追悼式に各界6800人

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060814-00000514-yom-soci

最近、思い出すのは、昭和天皇が生前、最後に出席された戦没者追悼式です。たまたまテレビで見ていたところ、健康状態がかなり悪かったことによると思いますが、足元がかなりおぼつかない状態で、午後零時の時報にあわせて黙祷するところ、昭和天皇が所定の位置に立たれるのが遅れ、時報に合わせて黙祷が開始できなかったことを覚えています。
昭和天皇にとって、多数の遺族が参列する戦没者追悼式に、毎年、出席することは、おそらく、心弾むことではなかったものと推測されます。足元がおぼつかないほど健康状態が悪ければ(実際、その後、程なくして崩御となったわけですが)、それを理由に欠席することも容易にできたはずで、それをせず、敢えて無理をおして出席されたところに、昭和天皇の強い思いを垣間見たような気がしたことを覚えています。