公務員宿舎の売却基準に難色・財務省

http://www.nikkei.co.jp/news/seiji/20060309AT3S0801Q08032006.html

私も、通算で8年ほど公務員宿舎に住みましたが、狭くて、お世辞にもきれいではなく、設備も古くて、良い印象はないですね。そういう宿舎しか割り当てられなかったという運の悪さもあったと思いますが。
従来の公務員宿舎は、地位が高ければ高いほど、条件の良いところに居座り、既得権化、利権化するという性質が濃厚だったと思いますが、むしろ、30歳代までの公務員に対する住居保障という面を強化して、下に厚く上に薄い制度に変えて行くべきだと思います。
都心の超一等地に存在する必要はなく、若手・中堅公務員が生活の基盤を確立するまでの一時的な住居、という位置付けをしつつ、転勤等に対しては民間に準じた取り扱いをして、国民の理解を得るべきでしょう。