知事、内容を批判/「ひめゆり」入試問題

http://www.okinawatimes.co.jp/day/200506101700_01.html

コメント欄で教えていただいたニュースです。ご教示ありがとうございます。
私が思うのは、青山学院高等部が、いま、何をすべきかというと、学校をあげて、歴史、特に沖縄戦の歴史を学ぶ、ということでしょう。
歴史を学ぶ意義は、現在の人、組織、国家といったものを正当化したり、優越感に浸ったりするところにあるのではなく、過去から学んだことを今後に生かし、先人が犯した過ちを極力繰り返さないことにあるのではないかと思います。
そういう観点から沖縄戦を見ると、正に貴重な教訓の宝庫であり、できるだけ多くのことを学び取り、今後に生かすことが、多くの尊い犠牲を無にしないことにもつながるでしょう。
青山あたりで、おもしろおかしく人生を享楽的に過ごすだけでなく、歴史を真剣に学ぶという姿勢が少しでもあれば、あのような試験問題を、ぬけぬけと出すということにはならないと思いますし、本当に反省しているというのであれば、表面的な謝罪よりも、上記のような取り組みを先行させるべきだと感じます。