国内2寺院に眠る三蔵法師の霊骨 『反日』飛び火 仏教界で騒動に

http://www.tokyo-np.co.jp/00/tokuho/20050418/mng_____tokuho__000.shtml

三蔵法師の遺骨が日本にあるとは、この記事に接するまで知りませんでした。

玄奘法師の骨は、国内では慈恩寺さいたま市)と薬師寺奈良市)に奉安されている。骨が日本に渡った経緯は数奇だ。一九四二年、中国の南京を占領していた日本軍が工事中に石棺を掘り起こし、石棺に刻まれた記述から玄奘法師の骨と判明したという。

 慈恩寺の大嶋見順住職(79)によると、日本軍は骨を南京政府に引き渡し、南京政府が一部を日本仏教連合会(現・全日本仏教会)に贈呈。四四年、日本に運ばれ、戦災を避けるために慈恩寺に預けられた。

本当に本物なのか?という気もしますが、それはともかく、上記のような経緯では、中国政府が是認するはずもないだろう、と思います。
対立するだけでは永遠に解決しないので、相互に話し合って、例えば、中国に返還はするが一部は日本にも遺して保管するとか、解決策を考えるべきでしょう。