都バス:排ガス不適車売却、一転撤回 石原都知事

http://www.mainichi-msn.co.jp/shakai/wadai/news/20050325k0000m040039000c.html

会見で石原知事は「(都が地方に)安いからいいだろうと恩着せて売るものじゃない」「ここらへんが都政のダメなところで、各局がやっていることの理解が他の局に足りない」と担当部局を厳しく批判した。

先日、このブログで

http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20050319#1111237743

と述べましたが、そういった観点から、上記の石原都知事の姿勢は正しいと思います。この問題に対して、いかに真剣に取り組むかという姿勢の問題でもあるでしょう。

交通局によると、中古の都バスは従来、1台約43万円で売却していたが、鉄くずだと約6万円程度。未契約の191台をスクラップにした場合、約7000万円の差損が出るという。

これだけ取り上げると、もったいない、ということにもなりますが(確かにちょっともったいない気もしますが)、泣いて馬謖を斬る、ということでしょう。より大きな利益のためには、目先の(相対的に)小さな犠牲はやむをえない場合があります。