雇用保険の助成金事業、実績無視で200億円計上

http://www.yomiuri.co.jp/main/news/20050306it01.htm

実績無視の予算付けは以前から続いており、03年度の35種類の助成金事業のうち8種類の事業で、実際に使われた金額は予算の10%を下回っていた。

 これについて、厚労省では「使われなかった予算はそのまま『安定資金』などとして次年度に繰り越されるので問題はない」としているが、法政大学の五十嵐敬喜教授は「予算の消化率は行政評価に直結する問題で、実績が予算額を大幅に下回っているのは大きな問題」と批判。過剰な予算付けについては、「役人の天下り先となっている助成金の受け皿組織を温存しようという考えだろう」と話している。

使わないものに予算はいらないはずで、それでも無理矢理予算をつけるというのは、何らかの表に出せない意図があるのでしょう。
税金に群がる寄生虫には隙を見せず、厳しく監視する必要があると思います。