「金額算定と裁量と政策判断」

http://hardlyablawg.txt-nifty.com/home/2005/01/post_3.html

中村教授対日亜化学工業の和解について分析されており、参考になります。
裁判所が示した判断(あくまで和解にあたって、ですが)については、当然、異論もあると思われます。
刑事訴訟法でも、「必要性」「相当性」といった基準で合法、違法が分かれる場合があり、こういった抽象的な基準は、裁判所の裁量でどうにでも判断できるという側面があると思います。「予測可能性」という面では、大きな問題を抱えていると言えるでしょう。