兵庫労働局でも裏金 不正経理で3千万円、職員を処分へ

http://www.asahi.com/national/update/0821/003.html

裏金は残業した職員の食事代やタクシー代、出張してきた本省職員との懇親会代などに使い、個人的な流用や着服は確認されていないという。

今は、かなり減っていると思いますが、かつては、役所というのは、よく「懇親会」をやっていたと思います。検察庁でも、時々やっていたので、私も出ていました。ただ、場所が、役所の地下の、お世辞にもきれいとは言い難いところだったりとか、出てくるものも、冷たくないビールとか、まずい竹輪とか、そういうのが多く、また、そういうところでの「懇親」というのは、極めて希薄な人間関係しか構築できないな、と、いつも思っていました。特に、このニュースのように、裏金なんかで、自分の懐も痛めずに飲み食いしているようでは、本来の懇親の目的は達成できないでしょう。
本当の意味で、懇親の実をあげようとするのなら、きちんと費用は各自で負担して、限られた予算の中で良いお店を探してきて、そういう状況の中で、有益な会話を楽しむ、ということにしないと、駄目だと思います。