誕生から10年、ブログは何を生みだしたのか--「ブロガーサミット2013」で識者が語る

http://japan.cnet.com/news/business/35036348/
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「ブロガー」が一堂に会し、この10周年を振り返り、また、未来について語るイベント「ブロガーサミット2013」が8月24日、東京・渋谷にて、アジャイルメディア・ネットワークの主催で開かれた。

私自身は、こういう晴れがましい場でスポットライトを浴びる「アルファブロガー」(という表現は今でもするのでしょうか)ではないですが、2004年6月から現在に至るまで、ブログをずっと続けていて、息の長いブロガーの中には入ると思います。
やっていて、やはり、自分がその時々で調べてみたことや考えたことなどを形に残すことができたこと、書いたものを読んでもらうことで励みにもなり他人の反応を見ることもでき参考になったこと、また、自分のことをある程度知ってもらう機会にもなったことなど、大きなメリットがあったことを感じます。大上段に振りかぶって、そもそもブログとは、といったことを語る資格もその気もありませんが、こういうツールを着実に利用することで、血肉になり自分自身を成長させることもできる、ということを、自分なりに実感しています。最近、ツイッターで愚行を自慢したり画像を掲載して自滅するケースが目立ちますが、そういう使い方ではなく、うまく使うことでネットとともに自分も学び成長する、そういう使い方を目指す必要があり、また、特にこれから前途が長い若い人には、そうした使い方を、是非してほしい、という気がします。

2013年08月26日のツイート

反原発デモで公務執行妨害、男性に無罪判決 大阪地裁「故意性に疑問残る」

http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130826/trl13082621270004-n1.htm

転倒状況や現場の映像などから「胸ぐらをつかんで押してきたという警察官の供述は映像で確認できない。ふらついた被告が警察官の腕をつかんで転倒した事故の可能性がある」と述べ、故意の暴行という犯罪の証明がないと結論づけた。

デモ隊対警察官、といった状況では、双方が激しく様々な動きをしている関係で、故意ではなく(故意とは認定しづらい)身体と身体の接触が生じることは起きがちです。この種事件では、警察官の供述も慎重に見られる上(端的に言って「嘘が多い」)、混乱した状況下でのことであれば、犯罪性の立証が困難になることも往々にしてあり、無理に起訴しない、というのが、この種の公安事件に関する検察庁の伝統的な基本スタンスなのですが・・・。
かつては検察庁にいた、公安事件のエキスパートの検事も、公安事件の激減とともに、次第にいなくなり、今ではほとんど絶滅状態になっていて、そういう状態が、こういった「こんなのなぜ起訴する?」という事件になって現れているような気がします。