ジョブズ氏、腫瘍手術を当初拒否=決断遅れを「深く後悔」―伝記著者

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000078-jij-int

ロイター通信などが伝えた同番組の内容によると、ジョブズ氏一家を3年間取材したという著者ウォルター・アイザックソン氏は番組で、ジョブズ氏は「食事や心霊術、あらゆる療法を試みたが、手術だけは嫌がった」と語った。同氏は2004年の診断後、家族の説得を9カ月間拒み続けた末、最終的には手術を受け入れた。ジョブズ氏は決断が遅れなければ一命を取り留める可能性があったと深く悔やんだという。 

私は、今まで入院したこともなく、手術したこともなくて、自分の身体にメスが入るということに対する生理的な嫌悪感を感じるので、上記の記事にあるようなジョブズ氏の対応は、私なりにわかる気がします。ただ、手術の遅れが手遅れになることも当然あり得るわけで、自分の好き嫌いではなく、専門家の意見をよく聞いて、受けるべき手術は速やかに受けなければならない、ということを、記事を読み痛感しました。
歴史に「if」はない、と言いますが、早期に手術を受けていれば、今、この時点で、我々がジョブズ氏を失うことはなかったかもしれず、ジョブズ氏にとってだけでなく、多くの人々にとって、痛恨の事態であったと言うしかないでしょう。
とても残念な気がしてなりません。

2011年10月20日のツイート

SNS利用した選挙運動、実態は虚偽・中傷の嵐

http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/20/2011102000921.html
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2011/10/20/2011102000921_2.html

検察と選挙管理委員会は、SNSによる違法な選挙運動に対する取り締まりの基準を強化し、すでに集中的な取り締まりに乗り出した。選管委は最近、SNSに寄せられた書き込みのうち45件を選挙法違反の容疑で告発し、削除命令を出した。うち6件は違法の度合いが大きく削除も行われていないため、検察が捜査を行っている。

韓国のソウル市長選挙で、インターネット空中戦のような状態になっている実態が紹介されていて、興味深いものがありますね。
日本では、選挙運動でインターネットの利用を幅広く認めるべきだという意見が強く出つつも、変わることなく現在に至っていますが、メリットだけでなく、上記の記事で紹介されているような弊害が生じる恐れがあるのも事実で、そういった弊害をいかに防止するかも、十分考えておくべきでしょう。候補者については、利用するインターネット上のツール(例えば、ブログ、ツイッターフェイスブック等)を届け出る制度にする、といったことも検討すべきかもしれません。インターネット先進国の韓国で起きていることは、日本の今後にとって参考にすべきものが大きいと思います。