http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111021-00000078-jij-int
ロイター通信などが伝えた同番組の内容によると、ジョブズ氏一家を3年間取材したという著者ウォルター・アイザックソン氏は番組で、ジョブズ氏は「食事や心霊術、あらゆる療法を試みたが、手術だけは嫌がった」と語った。同氏は2004年の診断後、家族の説得を9カ月間拒み続けた末、最終的には手術を受け入れた。ジョブズ氏は決断が遅れなければ一命を取り留める可能性があったと深く悔やんだという。
私は、今まで入院したこともなく、手術したこともなくて、自分の身体にメスが入るということに対する生理的な嫌悪感を感じるので、上記の記事にあるようなジョブズ氏の対応は、私なりにわかる気がします。ただ、手術の遅れが手遅れになることも当然あり得るわけで、自分の好き嫌いではなく、専門家の意見をよく聞いて、受けるべき手術は速やかに受けなければならない、ということを、記事を読み痛感しました。
歴史に「if」はない、と言いますが、早期に手術を受けていれば、今、この時点で、我々がジョブズ氏を失うことはなかったかもしれず、ジョブズ氏にとってだけでなく、多くの人々にとって、痛恨の事態であったと言うしかないでしょう。
とても残念な気がしてなりません。