検察の再生見届けず…「見通しの小嶌」逝く

http://sankei.jp.msn.com/life/news/110531/trd11053123260018-n1.htm
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110531/trd11053123260018-n2.htm

くまなく調べ尽くし、妥協を許さない別所流に対して、小嶌さんは事件の筋を見極め、スマートで柔軟な捜査指揮をしたことから「見通しの小嶌」と呼ばれた。ある検察OBは絨毯爆撃とピンポイント爆撃にそれぞれ例え、「力量は甲乙つけがたい」と振り返る。

検察庁関係者で、小嶌「のぶかつ」という人は誰もいなくて、「こじま・しんしょう」で通っていたことが思い出されます。ある地検にいた当時、小嶌弁護士が、被害者側の法人の代理人についていて、警察が作成する調書を、逐一、添削するので、主任検事が、先生、そういうことはやめて下さい、と苦情を言ったという話を聞いたことがありました。
記事に出る別所元検事長の話も、かつてある地検にいた当時に聞いたことがあり、通常は嫌がられる、未済事件(未処理の事件)を、別所氏は、捜査に時間がかかるのは当たり前だと、まったく意に介していなかったとのことで、別所氏らしいエピソードだと強く感じたことも思い出されます。
今頃、あの世で別所氏と再会し、互いに、今の検察庁の悪口を言い合ったり嘆き合ったりしているかもしれません。ご冥福をお祈りしたいと思います。

酒類各社:冷たい酒の飲み方提案 新たな需要掘り起こしで

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110610k0000m020046000c.html

サントリーとメルシャンは、1本1000円以下の手ごろな価格帯のワインに氷を入れて「ロック」にする飲み方を提案している。氷を入れると、13%程度のアルコール度数が6%程度に下がり、冷たさと相まってさわやかな飲み口になるという。

宝酒造月桂冠など老舗日本酒メーカー11社は合同で、多めの氷を入れたグラスに熱燗(あつかん)にした日本酒を一気に注ぎ、冷えたところを飲む「燗ロック」のPRを始めた。こちらも適度にアルコールが飛び、軽快な味わいが楽しめるという。「冷酒」で飲む酒として親しまれている吟醸酒や生酒以外の日本酒についても、夏場の消費拡大を図る。

ビールメーカーは一段と冷やしたビールの飲み方を提案して対抗している。アサヒビールは通常はセ氏4〜8度で飲む主力ブランド「スーパードライ」を、凍る寸前のマイナス2度から0度で飲む「エクストラコールド」の提供店舗を、今年は昨年の約2.6倍の約1600店に拡大する。通常より泡がクリーミーになり、味のキレが強く感じられるのが特徴で、20〜30歳代に人気があるという。

いろいろな飲み方があるものだと感心しますが、ワインをロックで飲む、という飲み方は、まったく未経験なので、どういう味、飲み口になるのか、特に興味がありますね。自分に合うようなら、今夏は、事務所で仕事を終えた後などに飲んでみたいと思います。
冷えた日本酒を飲むと、ひんやりしておいしい、ということが、最近、やっとわかってきたので(笑)、これも、今後、夏に向けて時々、楽しみたいと思っています。
従来、夏になるとちょこちょこと飲んでいた、冷えたビールと、ワイン、日本酒の3点セット(?)で、原発メルトダウンや暑さを吹き飛ばして元気に過ごしたいものです。

2011年06月09日のツイート