高給ビジネスマンは、学生人気の高い企業を奨めない

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20100208-00000000-toyo-bus_all

学生は安全性を求めるが、高給ビジネスマンはグローバル性、人材育成力、成長性を重視しているのだ。
最近発表された2つの調査から、学生視点と高給ビジネスマン視点の違いが明らかになった。

学生が安定性を求めるのは昔からじゃないでしょうか。私が大学を卒業する頃も、人気があったのは、重厚長大産業とか四大証券(懐かしい・・・)、商社、銀行(当時は護送船団方式で絶対つぶれないと思われていた)等々でした。今とは異なり、終身雇用は当たり前、転職など考えている人は皆無でした。それが、その後のバブル崩壊などを経て状況は一変してしまいました。
私が、今、大学生で今後の仕事を考えるとすれば、何らかのスキルを身につける、という観点で就く仕事を考えるでしょう。そして、人が殺到しているような仕事は避け、「人の行く裏に道あり花の山」とまでは行かなくても、メインのコースをちょっとはずして、仕事に特殊性があって誰でもできるものではなく、需要と供給では、やや需要過多といった仕事を探すのではないかと思います。需要と供給で需要が大幅に過剰だったり、あまり特殊性がなくて就くのが簡単だったりすると、人がどっと供給のほうへ流れてしまい、行き詰まる可能性が高いので、避けたほうが無難と考えそうです。あとは、そもそもこれが最も大切と思いますが、適性があり関心をもって仕事に取り組めるかでしょうね。儲かる仕事でも、適性がなかったり関心がもてなかったりすれば、長続きはしないと思います。
そういった観点で見て行けば、自ずと適職は絞られてくるような気がしますが、甘いでしょうか?

ANA国内線普通席、無料お茶と水だけ 有料でスタバ

http://www.asahi.com/business/update/0214/TKY201002140300.html

無料だったコーヒーやジュース、スープは「スターバックスコーヒー」をはじめとする有名ブランドの製品に切り替えて、有料化する。機内サービス見直しでコストを削減するとともに、利用客の好みの多様化に対応する。

20年ほど前に、アメリカへ行く機会があって、ニューヨークかワシントンからボストンへ行って戻るのに、当時はまだあったパンナムシャトル便(と言っていたと思います)に乗った際、搭乗前に、搭乗口付近で、缶入りのジュースやコーラ等がセルフサービスになっていて、合理的だなと感じたことがありました。機内で飲み物を飲みたい人も飲まなくてよい人もいて、飲みたい人はセルフサービスで缶入りやペットボトル入りの飲み物を置いておき、勝手に取って持ち込むようにすれば、無駄もなく手間も省けるでしょう。なぜ、いちいち客室乗務員が配って歩くことにこだわるのか、疑問を感じます。