第二東京弁護士会:駅員暴行で有罪の弁護士を懲戒処分

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20100114k0000m040099000c.html

弁護士は06年5月、東京メトロ有楽町線新木場駅のホームで駅員を殴ったとして暴行容疑で現行犯逮捕され、最高裁で罰金30万円の有罪判決が確定した。
同会は処分理由について「飲酒の影響があったとしても許されず、犯行を否認し続けるなど反省していない」と説明している。

弁護士は元検察官で、福岡高検刑事部長などを歴任した。

弁護士不祥事は、知能犯(横領など)が多くなりがちですが、粗暴犯は比較的少なく、しかも元検事が粗暴犯で懲戒というのは珍しいですね。
酒を飲んでPerfumeの歌を歌っている元検事もいれば、駅員を殴って罰金刑になり懲戒となる元検事もいて、人生いろいろ、元検事もいろいろ、という気がします。

捜索で議員会館から段ボール40箱=鹿島本社、小沢氏事務所も−東京地検

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100114-00000002-jij-soci

赤坂御苑にほど近い港区元赤坂の大手ゼネコン鹿島本社には午後5時ごろ、約15人の係官が2列縦隊を組み、ガラス張りの玄関から建物内に入った。ここから、わずか二百数十メートルの距離のマンションに入る小沢氏の個人事務所も捜索を受けた。 

単なる、特定の政治団体政治資金規正法違反、といったレベルで終わらせるつもりではなく、小沢氏を巡る「金脈」全般を徹底的に問題にするという強い決意を感じさせる一斉捜索ですね。特に、鹿島に対する捜索は、他のゼネコン各社に対する威嚇効果も狙っている可能性があって、この問題に対する並々ならぬ熱意を感じさせるものがあります。
陸山会関係の政治資金規正法違反事件は、異動時期にかかる前の3月までに処理するとして、さらにその先、となると、3月までには終わらない可能性がありそうです。さすがに、夏の参議院選挙の直前までこの捜査を継続するのは無理なので、それまでに終わらせるのか、あるいは、一旦中断し、「秋の陣」「冬の陣」といった展開になるのか、証拠や世間の反応もにらみながら、奥深いところで着々と検討が進められているのは確実でしょう。
特捜部の狙いがどこにあるのか、よくはわかりませんが、金丸脱税事件との類似性が感じられ、政治資金を仮装した個人所得、裏献金による蓄財、といったあたりを慎重に狙っている可能性もあるのでは、という印象を受けるものがあります。

学習塾団体、ウィルコムPHSを推奨端末に認定

http://www.asahi.com/digital/cnet/CNT201001130096.html

nico ♥は、Eメールやインターネット機能を搭載せず、保護者との通話などに機能を限定したPHS。発信先を3カ所に限定できるほか、本体に登録した電話番号のみ着信を受け付ける。料金は、通話相手先限定サービス「安心だフォン」を適用した場合、月額977円となる。
国学習塾協会は経済産業省の指導のもとに策定した「学習塾に通う子どもの安全確保ガイドライン」に基づき、通塾時に防犯上で必要となる保護者との通話等に限定した単機能な端末としてnico ♥を推奨することにしたという。

こういう、環境を破壊したくないから自動車は使わずに人力車に乗る、といった発想では、人類としての進歩はないし、新しいものを適切に使いこなすことを教育することもできないでしょう。
ウィルコムも、こういった後ろ向きの発想で商売しているようでは、それでなくても先がないのに、ますます先がなくなるな、という印象を受けます。