顧客情報売却 元部長代理、指導役の立場悪用 “報酬”は33万円

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090409-00000524-san-soci

指導役の元部長代理は、社員が顧客情報を取り扱っている場合、自身も情報を自由に引き出すことが可能だった。元部長代理は、抜き出した顧客情報を社内サーバーに一時的に保存。定期的なマーケティング業務に紛れ込ませる形で、オペレーターを使ってCDに記録させ、持ち帰っていたという。
オペレーターには、「通常の業務に加え、1つ余分に処理するファイルがある」などと巧妙なうその指示を出していたといい、自宅へ持ち帰った顧客情報入りのCDは翌日に返却していた。

こういった問題が発生した場合、どのような犯罪が成立するかが問題になりますが、上記の記事によると、持ち出したCDは会社のものであったようですから、窃盗罪が成立しそうです。これが、自己所有の記憶媒体を使っていると、「情報窃盗」が処罰されていないので、窃盗罪は成立しなくなります。その場合、過去の立件、有罪例としては、背任罪を適用したものがあります。

ジャパネットたかた:元社員2人、情報流出の背任容疑で書類送検
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20041006#1097064370

記事によると、三菱UFJ証券は、合併に伴いいろいろな人間が寄せ集められているようですが、寄せ集められた中でモチベーションが低い人間が生まれ、低いモチベーション、乏しい資質の割に比較的高い地位についてしまっていて、それがこのような重大な不祥事を生んだのではないかという印象があります。

痴漢判事の訴追、審議打ち切り 近く任期満了

http://sankei.jp.msn.com/affairs/trial/090408/trl0904081855012-n1.htm

被告が裁判官の任期満了を迎える今月10日までに公判の証拠資料が入手できず、訴追委の審議が間に合わないのが理由。

被告は裁判官の再任希望を取り下げており、任期満了で裁判官の身分を失う。

刑事事件の記録がなければ事実認定ができない、というものではないでしょう。被害者と被告人(裁判官)の双方から事情を聴けば、特に被告人も事実関係を認めている(と報道されている)本件では、それほど事実認定に困難は伴わないのではないかと思います。要はやる気の問題でしょう。
裁判官が再任時期直前に罷免相当の不祥事を起こせば、いかなる重大犯罪を犯しても時間切れで逃げ切れる、退職金ももらえる(本件では辞退するようですが)という悪い前例を作ってしまったことになり、この状態を放置するのはかなり問題ではないかと思います。

“iPhone 4G”は動画撮影に対応か ローエンド版のうわさも

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0904/08/news043.html

AppleInsiderが引用したこの報告書で、アミール氏は、ハイエンド版はビデオに対応した改良版のカメラと32Gバイトのストレージを搭載するとしている。ローエンド版はビデオ機能がなく、ストレージも少ない。

ローエンド版には興味がありませんが、ハイエンド版には大いに興味があります。「ビデオに対応した改良版のカメラと32Gバイトのストレージ」というのは、現行のスペック、何がほしいかということを考えると、確かにあり得ることで、その可能性は高いのではないかという気がします。
今買っておくか、新型が出るまで待つか、まだ持っていない人には、当面、悩ましい状況が続きそうです。

金総書記の夢は宇宙征服!?北にもスペースシャトル

http://www.zakzak.co.jp/top/200904/t2009040833_all.html

10年以上前に見学したという旅行者は「最初に見たときは宿敵であるはずの米・スペースシャトルとうり二つの模型がデーンと置いてあって驚いた。人々は本物のシャトルの存在を知らないから、自国の宇宙船と思い込んでいるのでは」と話す。

現実が見えていない、きちんと把握できていなければいないほど、途方もない夢想に走る、ということなのかもしれません。
日本でも、こういったことはあちらこちらで起きているように思われ、他国のことを笑っている場合ではない、という気がします。