ラストキング・オブ・スコットランド

http://movies.foxjapan.com/lastking/

主演のフォレスト・ウィテカーが、2006年度のアカデミー賞主演男優賞を獲得し、一躍有名になった作品ですが、公開時に観たいと思いつつ観ていなかったので、最近、DVDを借りて観ました。
スコットランド人医師の目から見た、当時のウガンダ大統領アミンが描かれていますが、フォレスト・ウィテカーが、民衆に取り入り巧みに扇動する一方で、対立派を虐殺し、次第に独裁者として疑心暗鬼が募り、暴走して墓穴を掘って行くアミン大統領を非常に巧みに演じていて、ストーリーよりも、むしろアミン大統領の姿が強烈に印象に残るような気がしました。

稲森いずみが4年ぶりの連ドラ主演、10歳息子殺人犯の母親役に

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20090226-00000021-oric-ent

毎日押しかける報道陣、見知らぬ人からの興味本位のイタズラ電話。子を育てる母親の責任を、容赦なく問い正すマスコミ……。辛い運命を背負う母親役を務める稲森は「原作を読んだとき涙が止まりませんでした。今回やらせていただく主人公の役は、これまで私が経験したことの無い未知の世界でした」と衝撃を隠せないながらも、「母親とは何なのか、家族の幸せとは何なのか、私自身も考えていきたいと思います」と固い決意で同作に取り組む姿勢を明かしていた。

映画「誰も守ってくれない」でも、押しかける報道陣とか心ない一般人の様々な攻撃などが描かれていましたが、この種の社会派の要素があるドラマには興味を感じます。
私自身は、ドラマは観ないほうですが、4月からは、法律監修中の「スマイル」も放映されるので、稲盛いずみ主演のこのドラマとともに、何とか時間をやりくりしつつ観ることになりそうです。

ウェッジウッド展(横浜・そごう美術館)

http://www.asahi.com/wedgwood/

そごう美術館での開催は3月1日までのため、最近、行ってきました。平日の昼間でしたが、それなりに人が入っていて、関心の高さが感じられました。
私が特に見たかったのは、上記のサイトでも紹介されているポートランドの壺でしたが、古代ローマ時代に製作されたほうのポートランドの壺が破損した際に、ウェッジウッドポートランドの壺が参考にされたというだけあって、素晴らしい出来で、他の作品も含め、良いものを見たという満足感に包まれて会場を後にしました。

明日から旭川

日弁連主催の全国付添人経験交流集会
http://d.hatena.ne.jp/yjochi/20090219#1235054469

を見学するため、明日から旭川へ行きますが、今日の東京は雪も降って寒く、旭川へ行けばこの何倍も寒いだろうと思い、気持ちが少し凹み気味です。
とはいえ、行けば、上記の集会が見学できるだけでなく、上記のエントリーで触れたような場所も見学できますから、凹まずに行ってきたいと思っています。
現地での様子は、ブログに書いてアップする予定です。

福岡高裁支部の判事を起訴 宮崎地検

http://sankei.jp.msn.com/affairs/crime/090227/crm0902271936028-n1.htm

被告は8日午後9時ごろ、熊本県人吉市付近を走行していた福岡発宮崎行き高速バス「フェニックス」1号の車内で、隣の席で眠っていた宮崎県内の女子短大生(19)のズボン内に手を入れて、下半身を触った。また、女子短大生の手をつかんで自分の体に押し当てるなどしたとしている。

先日もコメントしましたが、最近の罷免相当の裁判官不祥事を見ると、児童買春(高裁判事)、ストーカー(地裁支部長)、準強制わいせつ(高裁判事)と、性犯罪が続いている印象を強く受けます。任官後、間がないのであれば若年、未熟ということが原因にもなりますが、いずれも、ベテラン判事であり、だからこそ問題は深刻とも言えるでしょう。抑圧されがちな生活の中で、特に性の問題で悩みを抱えている人が意外と多い可能性があり、最高裁としても、匿名でも相談が可能な窓口を設けるとか、マニュアルが好きな人が多いようなので、国家社会的倫理規範に違反しない社会的相当性の範囲内における性欲の発散の仕方をマニュアル化して配布する(こう書いていて、自分自身で、?という感じですが)など、裁判官のこの種の非行に関する対策を強化することも検討すべきでしょう。
今のところ、男性裁判官がこの種の不祥事を独占している状態ですが、女性裁判官であっても、異性関係・同性関係でトラぶって違法行為に及んでしまうとか、児童にいたずらするなど、一線を超えてしまう可能性はあって、女性裁判官なら大丈夫であるとも言えません。
昔、ロッキード事件の際、当時の三木首相に、布施検事総長を装って偽電話をかけたとして有罪になった判事補(その後、罷免)がいて、政治的謀略の可能性も指摘されていましたが、上記のような性犯罪と並べてみると、かなり異質ということを改めて感じます。