映画「クライマーズ・ハイ」

http://climbershigh.gyao.jp/

先日、観てきました。なかなか緊迫感があり、実際に発生した日航ジャンボ機墜落事故を巡ってストーリーが展開されるだけに、当時のことを思い出しながら観たという感じでした。
当時は、携帯電話というものはもちろんありませんから、記者が、連絡手段の確保に苦労し民家の電話を頼み込んで借りたりしていることに、隔世の感がありました。
あの事故から23年が経過し、世界航空史上に残る未曾有の大事故が、歴史の中の事故としてこのように取り上げられるようになった、ということにも、ある種の感慨を覚えました。
当時を知る人にも、知らない人にも、お勧めできる映画ではないか、と思いました。

みずほCB頭取、テレビ東京美人記者“不倫”

http://gendai.net/?m=view&c=010&no=21020

頭取が社外監査役を務めるテレビ東京の30代記者。長澤まさみ似のスレンダー美人である。2人は南麻布の高級“密会マンション”で逢瀬を重ねていた……。

私が、キャリーケースに事件記録を詰めて引きずり朝に晩に六本木ヒルズ森タワーを出入りし、必死に記録読みや書面作りをしている、そのすぐ近くの麻布の路上で「路チュー」をしたり、南麻布で逢瀬を重ねるとは言語道断、という印象を受けますが、相手が「長澤まさみ似のスレンダー美人」かどうかはともかく、どこで接点ができどういう経緯でこういった関係になったのかには興味を感じますね。
社外監査役を務める会社内に愛人がいて愛欲の日々を送っているようでは、監査役としての職務遂行の公平性が損なわれる恐れもあり、単なる私的な不始末では済まない、ということは言えそうです。
こういうスキャンダルでも、びくともしない、という存在になるには、不倫相手を嫁に迎えて堂々と共著書まで出しているジャック・ウェルチくらいにならないと駄目でしょう。

すかいらーく「店長」が過労死=残業「月200時間」−春日部労基署が労災認定

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080717-00000095-jij-soci

残業は、会社のタイムカードには月約39時間と記録されていたが、遺族側の計算では死亡前3カ月平均で月200時間を超えた。

同社をめぐっては、04年8月にも店長だった中島富雄さん=同(48)=が過労死。妻晴香さん(52)は「(会社側は)2度と起こさないとあれほど約束したのに、またこういうことが起きて驚いたし悔しい」と話した。
すかいらーくの話 内容が分からないのでコメントできない。

月200時間というと、休みなしで働いたとしても、毎日6時間から7時間程度は残業していることになり、人間の限界を超えている、と言えるでしょう。
店長が次々と過労死しているにもかかわらず、「内容が分からないのでコメントできない。」という言い草はないだろう、と怒りを感じますね。ただ、実際に「内容がわかっていない。」ので、こういったことが次々起きる、とも言え、その意味では正直、率直なコメントなのかもしれません。自分たちが何を作って売っているかも、内容がわかっていない可能性がありそうです。
昔、「失恋レストラン」という歌がありましたが、「過労死レストラン」とでも言うべき、とてもファミリーで楽しめるよう場所ではない似非ファミリーレストラン、という印象を強烈に受けます。
元々、すかいらーく、というと、まずい割に高い、陳腐なファミレス、というイメージでしたが、これで、ますますイメージが悪化して、間違っても入る気にはなれなくなりました。