落書き学生らが謝罪 フィレンツェ訪れ号泣

http://sankei.jp.msn.com/world/europe/080710/erp0807100000000-n1.htm

学長らは市役所で大聖堂のミトラーノ館長や市役所の国際関係担当者らと面会。市役所側によると、学生は謝罪の場で号泣しながら謝り、市役所職員が慰める場面もあったという。

先日、洞爺湖サミットのため来日し、サミット会場へ移動する前に都内にいたイタリアのベルルスコーニ首相の、ごく近くに接近する形になりましたが(首相がいた都内某所を、私も利用していた、というだけのことですが)、将軍に直訴した江戸時代の佐倉惣五郎や、明治天皇に直訴した田中正造のように、イタリア首相に直訴して謝罪する、というのも一つの方法だったのではないか、という気がしました。
それはともかく、学生もかなり反省しているようであり、逆にイタリア側の関係者が、思わぬ事態に困惑しているのではないか、という気もします。
特定の人々に対するバッシングになっても良くないので、あくまで冷静に、こういった行為を減らして行く方向で物事を考えてゆく、一つの切っ掛けになれば、と思います。

「毎日jp」が自社広告だらけに、ネット上に深いつめ跡残る

http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20080708/310423/?ST=ittrend

毎日新聞社は英文サイト「毎日デイリーニューズ」(Mainichi Daily News)上のコーナー「WaiWai」で、「日本の女子高生はファーストフードで性的狂乱状態」など低俗な記事を長年にわたって配信し、ネット上で批判の声が上がっていた。

広告主企業がネットユーザーから抗議を受けていることをヤフーやメディアレップに伝えたことで、毎日jpへの広告配信を一時的に停止する判断を下したもようだ。
影響はアド・ネットワーク経由の広告だけにとどまらない。これからピークを迎えるお中元商戦に向けて企画していた「お中元特集」ページは、出店企業が次々と撤収したことで、商戦本番前の7月4日に閉鎖に追い込まれた

一種の「炎上」状態になっているようですが、通常の炎上とは異なり、経済的にも大きな痛手を被る、ということになっているようで、インターネット上で不用意な行為に及ぶとここまで深刻な結果を招きかねない、という、教訓的な事例と言えそうです。
「毎日」というと、インターネットを敵視する、反インターネットというイメージが強くありますが、敵視する相手から強烈な反撃を受けている、という構図とも言えるような気がして、興味深いものがあります。
これで、ますますをインターネットを敵視して、ますます妙な方向へ迷走するようなことにならないようにしてもらいたいものです。