「戦車不要論」は一蹴された? 2022年を彩った世界の戦車5選 日本の安全保障に影響はあるか

「戦車不要論」は一蹴された? 2022年を彩った世界の戦車5選 日本の安全保障に影響はあるか | 乗りものニュース

2022年は、2月に起きたロシアによるウクライナ侵攻で、再び戦車を中心とする陸戦兵器に注目が集まった年でもありました。当初は「ジャベリン」のような歩兵携行式の対戦車兵器や対地攻撃用ドローンなどが脚光を浴び、一時は「戦車不要論」のような論調も見受けられたものの、その後の研究などから、現実には従来と変わらず戦車は「陸戦の主力」であると見直されています。

私は戦史の本を読むのが好きな単なる素人ですが、戦史を見ると、陸戦では、最終的には「面」の部分を実効的に確保しなければ勝利したとは言えず、そのためには戦車のような火力を十分に保有して敵を圧倒することが不可欠であるように思います。

日本でも、敵が日本本土の限定されたエリアを占領し、占領しようとし、それを攻撃して排除するという場面が生じることも念頭に置いておくべきで、戦車やそれに類する兵器の重要性は今後も存在し続けるでしょう。

記事にあるような、諸外国における動向にも留意しながら、日本でも、保有する戦車等の能力向上に常に関心を持つべきだと感じます。