新年早々に、
をまず読んだのですが、2冊目として「北条義時 鎌倉殿を補佐した二代目執権」を読みました。
「鎌倉殿と執権北条氏」が、著者の自説を打ち出し、大胆に推論も展開して、という叙述であったのに対し、「北条義時」は、先行する研究成果に丹念に目配りしながら、著者の考え方は抑制的に紹介しつつ手堅くまとめているという感じで、なかなか参考になるものがありました。
「鎌倉殿と執権北条氏」と内容が重複するかと思いつつ読み始めたのですが、そこで書かれていなかったことが結構書かれていて、補完し合うような面があってその意味でも両方読んだメリットを感じました。
今年は、引き続きこの時代について、読書しながら学んでいくつもりです。