『限界』から『消滅』集落へ 高齢化・人口減の厳しい現実「成り行きに任せるしか」「出たくない」地元の声(MBSニュース) - Yahoo!ニュース
山の途中に開かれた土地にかつて存在していた「双子布集落」。ぽつぽつと住居は存在しますが、誰も住んでいません。双子布集落には、ともに80歳を超える2人の女性が最後まで暮らしていたといいますが、1人は亡くなり、もう1人は転居。2014年に消滅集落となりました。
この集落が「あった」徳島県に、私は、平成2年から平成5年まで、徳島地検に勤務していた関係で住んでいました。事件の関係で、平家の落人伝説が残る地域へ行ったりしたこともあり、山深いところに、結構、人が住んでいるののだなという印象を抱いた記憶が蘇ります。
しかし、そういうところでは仕事も限られ、ちょっとすぐそこのコンビニへ買い物に行くという環境でもなく、遊ぶ場所も内では、若者は都会へ出てしまい、限界集落になり、こうして遂には消滅という道をたどるのは必然でしょう。
そして、こうした集落は日本全国で、今後、次々と出てくることは確実です。
世の流れと割り切るには、あまりにも寂しいものがあり、維持できるものを維持するにはどうすれば良いか、今後も真剣に考えていくべき問題でしょう。